平成26年度 第6回 ポールボルトアカデミーHIROSHIMA
実施報告


日にち 平成27年1月10日(土)
場 所  コカ・コーラウエスト広島スタジアム
参加者  参加者 24人  中学生22人 高校生3人 
指導者 井上 恭治(河内中)
参加県 広島県・山口県

本日のねらい
「走りのリズムをポールに伝えよう


寸評

 来週18日(日)に全国都道府県駅伝が開催されます。その審判練習会が行われているサイドで、毎年行っているのが1月のPVA広島です。
 PVAでの近年のこだわりは、「走のリズムをそのままポールに伝える」ことです。ようするに地面反力がポールに伝わっていく突っ込み動作をすることです。そのためにカラーコンやミニハードルを使った1歩や3歩のリズム走を行い、突っ込みの付きあげ動作を連動させる練習を反復練習しています。
 これも、毎日トレーニングを指示できない選手に、何をトレーニングさせたら効果的に記録が向上するかを考えた結果、地面反力の断続的なリズムに対して踏み切りを行い、ポールに走と体重のパワーを垂直水平の1ポイントにぶつけていくため(芯をとらえる)のピンポイント練習を行ってきたわけです。
 しかしそれらで強くなった選手の課題も明らかになりました。それは、跳躍の本数に耐えられず、試合の後半では勝負できないことです。やはり理想は、動きづくりはもっとも大切ですが、体力((筋力・骨力・精神力)トレーニングも重要であるということです。
 興味⇒動き⇒体力 で覚えていくことが普及発展だと感じています。

今日の参加者 集合写真



ウォーミングアップは、バッタ 

ワニ(背骨がウネウネと前進していくようにやります)体は地上10cmを維持します。


木馬と側転

カラーコンで走の練習も効果的です。
カラーコンの上を足の裏が通過するように意識させます。つま先が向くと引っかかります。
場合によっては踏みつけるイメージも作れます。
まずは、1歩の歩きからです。
つぎに1歩のランニングです。

間1個を抜き、刻みの3歩ランニングジャンプです。

3歩の刻み動作に、ポールを持っての付きあげ動作を付けました。
これがこだわりの習得してほしいリズムとタイミングです。


踏切のタイミングをつかみながらの突っ込み動作です。
左足を地面に着くと地面反力を感じます。その反力を額前に保持したポールに伝え、情報に付きあげます。


パノラマ写真を撮ってみました。

防府高校の重田くんも突っ込み動作は素晴らしいです。


初心者と女子のグループです。

多くのポール女子がコツを覚えていきました。

本日初めてポールを握る選手もバーを越せるようになりました。
背中を押す補助はとても効果的です。

初心者も、ポールを垂直に保持しそこへ体を乗っけることができるようになりました。

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